雨じゃないじゃん!インサート工事IN浦安
「インサートは11/21土曜日です」
予定を聞いた時の週間予報は雨だった、、、。
「インサート、、、」
夏にインサートの工事をしたときは、大雨だった、、。
雨だと、マジックは使えない、墨つぼや、チョークラインも駄目
図面はグチャグチャ、足元は危ない、、で良いことはない。
今日は、晴れでした!
しかも、ポカポカ陽気で風もなく、、、、。
これが本来の能力ですよ、、。
「あなたが日取りを決めてないでしょ!」
そうですね、、、、。
でも、タイミング的にはちょっと一日遅かったが、まあ、問題ない、、。
インサートって?
見えるかな?床に青、緑、黄色、などの小さい、粒粒。
これがインサートです。
コンクリートを流しこむ前に、機器や配管や電線、照明器具、天井下地を
吊り下げるボルトを差し込むための(実際はメスネジにねじ込む)相手を
寸法どうりに、前もって、配置します。
コンクリートを流し、固まったあと、この木の板を剥がすと、コンクリートの表面に
ちょうど、この穴(中は雌ネジ)が現れます。
そこに、長いネジをねじ込み、機器を吊ったり。配管や天井下地を吊ります。
色々な業者さんが各々使うので、色わけしてあるわけです。
これは、鉄筋コンクリート(RC)の工法で多く使われます。
一部、鉄骨構造(S)の床はコンクリートを流すので、そこでも使われます。
こうすれば、後から、穴をたくさんあけないので、強度的にもOKです
穴といえば、床を貫通したり、壁を貫通する穴も先に管をを埋めておき
その周りの鉄筋を補強しておきます。
これは、スリーブといいます。
一般の方には、写真の段階は、みることがないでしよう、、。
この段階では、まだ、コンクリート型の段階、インサート、スリーブ、電線配管をして
今度は、鉄筋を敷き詰めます。
そして、コンクリートを流し、木の板を剥がします。
この鉄筋コンクリートの工法は学校やマンションに多いです。
最近はかなり、減ってきました。
時間と手間がかかりますからね、、、。
この型をつくるのも、型枠大工さんという専門の大工さんがいます。
鉄筋屋さん、電気、設備(衛生、空調、ダクト、防災、ガス、、、)
一つの建築工事にはたくさの人が係わります。
この建築工事が減っているのです、、。
そういえば、夏に施工したエアコン(ガスヒーポン)の室外機が現場から見えました。
(屋上の3台)
もう11月も終わりですね、、、。
悪いことや、否定的なことはもう、考えないで、前に進むしかない。
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